■ 2 0 1 0 年 戦 績 ■


17勝5敗(確定)


12月18日(土) ボールドネス戦(練習試合)
秋ヶ瀬公園2−5グラウンド
10:00試合開始 晴れ
チーム
ボールドネス
春日サンダース
●投手 星(1勝1敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

今季最終戦はボールドネスさんとの練習試合です。
某大学の野球部出身者が中心のチーム構成とのこと。平均年齢はサンダースより高いものの、手強そうな相手です。

今日は久々に星が先発。初回、先頭打者に四球を許し、エンドランを決められていきなり一死二三塁のピンチを背負うも、 次打者を併殺に打ち取り、無失点で切り抜ける上々の立ち上がり。3回に先制点を許すもその裏、自身を助ける二点適時打を放ち、逆転に成功する。
ところが5回、ここまで我慢の投球で強力打線を抑えてきたが、とうとう捕まり3失点。最終回にも重い1点を失い、打線の援護がないまま試合終了。
星の粘投報われず、今季最終戦を黒星で終える。

今日の先発・星、4回までは緩急で強力打線を翻弄しましたが、3順目の5回に捕まってしまいました。 さすがは大学野球部OBが母体のチーム。みなさんミートが巧く、パワーも備わっていた、という印象です。
これで、3年連続で最終戦黒星。が、それでも毎年進化し続けるサンダース。小さなことは気にしません!
(福田)



12月4日(土) マグマックス戦(練習試合)
岩槻市川通公園野球場(やまぶきスタジアム)
13:40試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
マグマックス
●投手 林(16勝4敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

今日は秋ヶ瀬リーグの横綱、マグマックスさんとの練習試合です。
過去に2度対戦し、一度も勝たせてもらっていない強豪。が、10月の公式戦では2−3の惜敗で、実力差は拮抗しつつあるはず!?
うららかな陽気と素晴らしい球場での一戦で、リベンジの舞台は整った!

先行のサンダース。先頭の福田が幸先良く四球で出塁し、すかさず二盗を試みるも、マグマックスの強肩捕手に阻まれあえなく憤死。 後続も打ち取られ、せっかくのチャンスも三者凡退で終わる。
この盗塁死が悪い流れを招いたか、2回から5回までをマグマックスの先発・渡辺投手に無安打無四球に抑え込まれる。 しかし、「肩と肘の痛みが全く取れない。今日の試合で投手生命は終わりかも・・・」と、前日まで弱気の発言が口を突いていた我がサンダースのエース林も、 負けじと今年のピッチングを象徴するような快投を披露。4回までを無安打無四球に抑える。
6回。一死から溪がしぶとく中前に落とすチーム初安打を放つも、ここでも後続が倒れて得点を奪えず。息詰まる投手戦は淡々と続く。
スコアレスで迎えた最終回の攻撃、マウンドに立ちはだかるのはここまで好投を続けている渡辺投手。 ベンチが固唾を飲んで見守る中、先頭の鈴木が四球を選んでチャンスメークすると、続く奥野も三失で出塁してチャンスを広げる。 更に助っ人・佐々木が四球で繋ぐと、この試合最大の見せ場で、打席には3割打者の福田。 ファウルで粘りに粘り、疲れの見える渡辺投手の動揺を誘うも、最後は低めのストレートを見逃して三振に倒れる。 しかし、依然、一死満塁と好機は続き、打席には睡眠不足の原。 どんな形でもいいから1点が欲しい・・・祈る思いが天に届いたのか、ここでなんとバッテリーエラー!思わぬ形で待望の先取点が転がり込む。 なおも一死二、三塁の好機で、原の放った打球は浅い中飛。が、三塁走者は俊足の奥野。判断良くタッチアップで本塁に突進し、大きな2点目を奪う。
最終回の守り。マウンドに向かったのはもちろん、エース林。まだ肩と肘に痛みを感じるのか?いや、もうないはずだ。頭にあるのは、リベンジのみである。 気合いが勝った林、ベンチの期待に見事に応えて三人で斬って取ると、試合終了のサイレンが心地よくやまぶきスタジアムに響き渡る。
そう、この瞬間、強敵・マグマックスを完封で破り、念願の初白星を手中に収めたのであった。

実は試合前、守りの要・大溝がアクシデントに見舞われました。 楽しみにしていたリベンジマッチに出場できず、そして、出席率100%が途切れた悔しさ・・・ 大溝の無念を晴らすためにも、そして、チームとして雪辱を果たすためにも、是が非でも勝ちたい一戦でした。
そして、結果は既述の通り。去年の正捕手・原が無難に大溝の代役を務め、執念で強豪を上回り、辛勝ながら待望の初白星を手にしました。
一方で課題も。守りは総じて堅かったものの、攻めてはたったの1安打。よくもまあ、勝てたもんです・・・
(福田)



11月20日(土) J−WINGS戦(秋ヶ瀬リーグ第八節)
宝来公園 B面
9:30試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
J−WINGS
●投手 林(15勝4敗)
●ホームラン 林2号 ソロ
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☆戦評☆

今日は、秋ヶ瀬リーグ第八節のJ−WINGS戦。今年のリーグ最終戦です。
勝てば無条件で3位以上が確定。更に、同じ時間帯に行われているオラ・アミーゴスVSジュークボックス戦でオラ・アミーゴスが敗れれば、 勝ち点18で並ぶも直接対決を制しているサンダースが上位に食い込み、2位が確定する大事な一戦です。
しかも、今日は我がサンダースのキャプテン、大畑が約2年ぶりに戦列復帰!無様な試合はできません。

ここ数試合、快投乱麻のエース林、今日はピリッとしない立ち上がり。1、2回をなんとか凌いで無失点に抑えるも、3回にはバッテリーエラーで先制を許す。 しかし、そのバッテリーがバットでミスを取り返す。
まずは林、先制を許した直後の4回に今季2本目の同点ソロを放つと、5回には大溝が無死満塁の絶好機に左前タイムリーを放ち、大量得点のお膳立て。 バッテリーが奮起し、試合の主導権をグッと引き寄せる。
その後、2点差に追い上げられるも、最終回に再び大溝、林の安打でチャンスを演出すると、 入団以来、未だ無安打のルーキー渡辺に嬉しい適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げる。
そのまま逃げ切ったサンダース。今季最終戦を白星で飾り、大畑キャプテンの復帰戦に花を添える。

1年目の成績が5勝10敗の春日サンダース。今日は貧打で惨敗、明日はエラー続出で大敗・・・大畑キャプテンの知るサンダースは、そんなチームでした。 しかし、今年の成績はここまで堂々の15勝4敗!強くなったサンダースを一目キャプテンに見てもらいたい・・・そんな思いで我武者羅にプレーしました。
久々にグラウンドの土を踏んだ大畑キャプテン、「まだ実感がない」との感想を述べたものの、2回打席に立ち、守備にも就きました。 残念ながら安打は出ませんでしたが、レフトに大飛球を打ち上げる場面も。初年度にチーム最多安打を放ったバットコントロールは錆びていませんでした。
そしてそして、秋ヶ瀬リーグ最終戦を白星で飾り、この時点で3位以上が確定したのも刹那、すぐにオラ・アミーゴスが敗れたとの速報が入り、2位が確定。 リーグ納会では美味しいお酒が飲めそうです(^0^)
(福田)



11月13日(土) オシャレB.C.戦(練習試合)
西遊馬運動公園 A面
9:30試合開始 晴れ
チーム
オシャレB.C.
春日サンダース
●投手 林(14勝4敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

オシャレB.C.さんとの今季19試合目です。
初回、いきなり無死三塁のピンチを招いてしまうサンダース。やはり初回が鬼門なのかと思われた矢先、セカンドの左に痛烈なライナーが飛ぶ。 誰もが失点を覚悟したその時、セカンド野澤が逆シングルでこれをキャッチ。素早く三塁へ送球すると、飛び出したランナーが帰れず併殺完成。
ここ数試合、連勝が続くサンダースの安定した守備を象徴するような、ビッグプレーの完成で、試合の流れは一気にサンダースに傾く。
その裏、二死二塁のチャンスで4番上野が、こちらはセカンドの頭を越えるセンター前タイムリーを放ち先制。 その後、林の2点タイムリー二塁打で、サンダースが主導権を握る。
2回以降、エース林は危なげない投球。四球でランナーを許す事があっても、6回までノーヒットに抑える。
打つ方もマルチヒットの1・2番、原・溪のコンビをはじめ、そしてニューバット持参で見事走者一掃の3点タイムリーを打った助っ人大島の活躍で、 効率良く加点し最終回を迎える。
最終回早くも2死。未だ被安打0。9月の公式戦以来の緊張がグランドを包む。簡単に追い込み、2ストライク。あと一球となったその時… 時間が一瞬止まった様な静寂のあと、バットの芯で捉えられたその打球は、無情にも右中間へ。最後の最後でまたもやノーヒットノーランを逃す。
しかし、終わってみれば7回1安打の完封勝利。夏以降絶好調のエース林は今日も上機嫌で帰宅の途についた。
(大溝)



11月6日(土) フジスター戦(練習試合)
越谷川柳公園野球場
13:00試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース 10
フジスター
●投手 林(13勝4敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

先週は季節外れの台風到来で試合中止。今日は打って変わって気持ちのいい秋晴れ。汗ばむ陽気の中、フジスターさんとの練習試合です。
6月の対戦では10−4と勝利し、リベンジマッチを申し込まれての再戦と相成りました。 両チームに所属する石川はこの試合、フジスターでの出場。サンダースでは無類の勝負強さを発揮する好打者だが、本日は如何に・・・。

先攻のサンダース。初回こそ0点で終えるも、2回以降は小刻みに得点を重ねて試合の主導権を握る。 5回には相手の3失策に2四死球を絡め、僅か1安打で一挙4点。大量リードを奪い大勢を決する。
投げては、「抑えて当然」と余裕のセリフが口をつくほど絶好調のエース林が、6回を被安打1の快投。 7回からマウンドを託されたクローザ―星も、失策から1点を失うも自責点ゼロの好投を演じ、最終回も三者三振で締め括る。
終わってみれば、2試合連続の二桁得点&1失点で快勝!リベンジに燃えるフジスターを寄せ付けず、見事返り討ちにする。

ご覧の通り、今日はサンダース自慢の投手陣が危なげないピッチングを披露しました。これも頼れる女房役、大溝の好リードによるところが大きいでしょう。 リードが冴えれば打撃にも好影響を及ぼすのか、2安打と気を吐き、攻守に渡る活躍を見せました。
なお、フジスターのユニフォームを着て打席に立った石川は、残念ながら無安打に終わりました。ん?敵だから喜ぶべきか!?
(福田)



10月23日(土) ホルモンズ戦(練習試合)
岩槻城址公園
9:30試合開始 晴れ
チーム
ホルモンズ
春日サンダース 16
●投手 林(12勝4敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

今回のサンダースは、メンバー8人、助っ人2人、そして体験初参加の野澤さんという構成。 もともと秋ヶ瀬公園での試合を予定でしたが、リーグ代表からの好意により、岩槻城址公園野球場での試合となりました。

いつものように、サンダースの後攻。 今日は大きなプレッシャーもなく、力みも消えたエース林だったが、相手打線にうまく合わされて、3本のヒットで満塁のピンチ。 未経験者が多く、チームとして2試合目のホルモンズにあわや先制されるピンチを招く。 何とか0点で抑えたものの、平均30歳前後という若さに押された厳しいスタートを切る。
その後のサンダースの攻撃。若い奴らには負けられないというオヤジパワーが一気に炸裂する。 相手エースの不安な立ち上がりを攻め、タイムリー職人石川の適時打、そして体験参加の野澤の初打席タイムリー2塁打が飛び出す等、 一気に9点で試合を決めてしまう。
その後、林のピッチングも安定し、野澤も初参加とは思えない落ち着きぶりで、ホットコーナーをノーエラー。 最終回、今日も2安打3打点のMVP候補の石川による、まさかの3連続エラーで1点を失うが、それでも大差での勝利を飾る。

初参加の野澤さんについては、徐々に慣れて行ってもらえればと思うのと同時に、かなりの戦力アップが期待できる存在であるだけに、 今後も即戦力としての期待が高まります。
7回自責点0のエース林、「ホルモンズは3年前の我々のようなチーム。経験さえ積めば、若いだけに期待できるチーム」
4盗塁で大量得点を引き出した鈴木「来るまでの渋滞がひどかったので、うっぷんばらしで、いつも以上に走りました」
2安打3打点の活躍も3連続エラーの石川、「二度と内野はやらない」
(大溝)



10月2日(土) マグマックス戦(秋ヶ瀬リーグ第七節)
宝来公園 B面
14:00試合開始 晴れ
チーム
マグマックス
春日サンダース
●投手 林(11勝4敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

歴史的な猛暑を記録した夏も終わり、心地よい草野球シーズンの到来です。
今日は、昨年の秋ヶ瀬リーグ優勝チーム、マグマックスとの天王山。 去年の公式戦では4−9と一蹴された強豪ですが、勝てばリーグ優勝へ大きく前進する大事な一戦です。

初回、エラーと死球で招いたピンチに付け込まれ、いきなりの2失点。 一方のサンダース打線はマグマックスの本格派右腕に翻弄され、3回までノーヒット。 が、4回表に追加点を奪われて迎えたその裏、漸く打線が奮起する。
原の中安と上野の四球で無死一二塁の好機を作ると、石川が巧く右前へ流し打ち、まずは1点。 なおも無死での得点機、一気に畳みかけたい場面である。 まずは溪。置きにきたストレートを完璧に捕らえたが、不運にも左翼真正面のライナーで1アウト。 続く打席には打撃好調の林。ベンチの期待を一身に背負うも気負ったか、三飛で2アウト。 最後は、前の打席で安打を放っている吉田。が、皆の祈りも天に届かず、あえなく三振で3アウト。 この回、クリーンナップが好機を演出し、逆転の舞台を整えたものの、後続が打ち取られて1得点で終える。
試合はその後、6回に1点を追加するも一度もリードを奪えずにゲームセット。 優勝に向けて一敗もできない状況で、痛すぎる黒星を喫してしまう。

惜敗。このひと言に尽きます。『必ず3点以内に抑える』と試合前に公言していた林の好投も虚しく、打線は4安打9三振と完全に封じ込まれました。 もらったチャンスをものにしたマグマックス。一方、チャンスで一気に攻め切れなかったサンダース。好機での勢いに明暗が分かれました。
これでリーグ戦は今季2敗目。勝ち点15で暫定一位に留まっているものの、同じ勝ち点15のオラ・アミーゴスとマグマックスはまだ1敗。 優勝占いを残りの対戦カードから展望すると、絶望的な一敗と言えるでしょう。が、それでも前を向き、最終戦のJ−WINGS戦も全力で戦うのみ!です。
(福田)



9月11日(土) ラガッツォ戦(練習試合)
秋ヶ瀬公園2−5グラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
ラガッツォ
春日サンダース 11 12
●投手 林(11勝3敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

台風が吹き荒れたものの、相変わらず灼熱のもと行われたラガッツォさんとの練習試合です。 ラガッツォとは過去2戦2敗。悔しい負けのみが記憶に残るだけに今日も負けられません。

初回、20歳の坊やにクリーンヒットを打たれ、早くもピンチを迎えるエース林。しかし、その後相性の悪い上位打線を抑えると、何とか鬼門の初回を無失点で乗り切る。
そんなエースの踏ん張りに呼応するように、その裏打線が爆発。四球と相手エラーで無死1、3塁とすると、先週に引き続き助っ人参加の戸沢がいきなりの2点タイムリー! その後もランナーを溜めて、川村、林、鈴木、星のタイムリーと打線が大爆発。 更に戸沢がこの回2本目のタイムリーを放つと、極めつけはチーム首位打者の上野が早くも駄目押しのタイムリー。
このような展開になると、エース林も全開!インコースのシュートと、外のスライダーを抜群のコントロールで、打者を惑わし凡打の山を築く。 まさに投手は年齢じゃないという老獪なピッチングを見せ、終わってみれば2試合連続完封のシャットアウト。球団創設以来初の快挙である。
試合はその後、1点を追加したサンダースが12-0で勝利。

この試合、主役はやっぱりエース林だが、バックの堅実な守備も大きかった。 途中、5-4-3、4-6-3の2度の併殺を完成させた内野陣、位置取りと正確なフィールディングで確実に捕球する外野陣。 まさに個々の力を結集したチーム一丸の勝利。チーム力が噛み合うことで、強豪チームを一蹴するまでに成長したサンダース。 本日参加出来なかった主力メンバーが加われば、次節の大一番にも大いに期待が高まることでしょう。
(大溝)



9月4日(土) スパークス戦(秋ヶ瀬リーグ第六節)
荒川第二運動公園A
9:15試合開始 晴れ
チーム
スパークス
春日サンダース
●投手 林(10勝3敗)
●ホームラン 林1号 ソロ
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☆戦評☆

残暑というよりも猛暑。9月に入ったにも拘わらず、涼しくなる気配は全くなし!
異常な暑さの中、秋ヶ瀬リーグ第六節はスパークスとの対戦です。
現在、サンダースはオラ・アミーゴスと共に暫定首位。負けられない一戦です。

後攻のサンダース、初回こそ仲良く無失点で付き合うも、2回に林の生涯初のホームランが飛び出して先制。更に一死満塁と攻め立て、福田の適時打でこの回2点を奪う。 続く3、4回にも助っ人・岡野と絶好調・上野の適時打で加点し、試合はサンダースペースで進む。
投げては、エース林が初回から安定したピッチングを披露。初回、ストレートを主体に三人で片付けると、続く2回も三人でピシャリと抑える。 3回には先頭打者に振り逃げを許し、無死三塁のピンチを迎えるも、キレのある変化球で後続を打ち取り、無失点で切り抜ける。 4、5回も付け入る隙を与えないピッチングでスパークス打線を翻弄し、なんとここまでノーヒット!
スコアボードに着実に”0”を並べて迎えた6回、この日二度目のピンチが訪れる。 2四球で二死二、三塁。この場面で右翼線にライナーを弾き返され、誰もが「抜けた!」と思ったのも束の間、 ライト渡辺、走りながら左手を目一杯伸ばすと、打球はそのままグラブにすぽり! ツキも味方し、この日最大のピンチを初参戦助っ人のファインプレーでなんとか凌ぐ。
5点差で迎えた最終回、林の無安打無得点達成なるかに試合の興味が尽きる中、先頭打者を四球で歩かせる。 盗塁を決められ、一死二塁で迎えた打者はスパークスのキャプテン・三浦さん。過去の対戦では毎試合安打を許している、相性の悪い相手である。 嫌な予感が漂う中、4球目のストレートを狙い打たれると、打球は二塁ベース右後方へフラリ。 セカンド福田、これを追うも一歩及ばず、無情にも記録は安打。この瞬間、林の大記録は儚くも夢と消える。 が、これで気持ちを切らさないのが精神的にも成長した証。危なげなく後続を切って取り、見事、一安打完封勝利を収める。

秋ヶ瀬リーグ第六節は投打が巧く噛み合い、ご覧の通り快勝と相成りました。これでリーグ戦5勝1敗、勝ち点15で首位をキープ。優勝も見えてきました。
そして、なんと言っても今日は、チームの代表でありエースでもある林の独り舞台でした。 既述の通り、投げては一安打完封と文句なしの快投を演じ、打っては荒川総合なら柵越え確実の左越本塁打を放つなど、投打に渡り存在感を見せつけました。 特にこの猛暑の中、完投しただけでなく、クリーンヒットを許さずに完封にまで漕ぎ付けたのは見事!それだけに、セカンド福田のエラー紛いのプレーが悔やまれます。 まあでも、去年も一度ノーヒットノーランやってるからいいか!?なんてね・・・m(_ _)m
(福田)



8月21日(土) ベアーズ戦(練習試合)
西遊馬公園A面
9:20試合開始 晴れ
チーム
ベアーズ
春日サンダース 14
●投手 林(9勝3敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

8月唯一の試合ですが、今回は夏休みということもあり、メンバーは僅か5人。4人の助っ人さんに力を借りての練習試合となりました。

初回、ランナーを出すものの無難な立ち上がりを見せるエース林。暑さの中、ストレートが高めに上ずるもブレーキの効いたカーブが今日も相手打者を惑わし、 打たせて取るピッチングを見せる。 するとその裏、2番吉田から何と8人連続出塁となる怒涛のサンダースの攻撃がいきなり火を噴く。 6番上野の2点タイムリーをはじめ、3本のタイムリーと押し出しで5点。更に、助っ人の田口さんによるこの回2本目、3打点目となるタイムリーで計8点をもぎ取る。 これで気持ちが楽になった林は、その後、エラーでの失点があったものの、安定したピッチングでベアーズ打線を6安打5失点に抑え完投。 打線も、助っ人田口さんの2点三塁打や助っ人ながら4番を務めた美郷さんのタイムリー、そしてメンバーでは上野・大溝それぞれに、 この日2本目のタイムリーヒットが出て、吉田も久々のヒットと相変わらずの選球眼で3四球を選び、終わってみれば久々の二桁安打の快勝であった。

しかし、喜んでばかりもいられない。4回から登場したベアーズの新人左腕に3回を2安打に抑えられてしまった。 それも5・6回はノーヒットと完全に打線は沈黙してしまい、来季のことを考えると、もう少し相手を苦しめたかったのが正直な感想である。
(大溝)



7月31日(土) オラ・アミーゴス戦(練習試合)
荒川総合運動公園 北Dグラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース   11
オラ・アミーゴス   12
●投手 林(8勝3敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

去年のリベンジを果たした先日の余韻冷めやらぬうちの再戦です。
朝から30度を超え、試合前の練習を終えた時には全員汗ビッショリ。身の危険さえ感じる灼熱の太陽のもと、プレイボールとなりました。

サンダース先攻で始まった初回、この日がユニフォームお披露目となった鈴木が、ショート内野安打で出塁すると、ボンタンばりのブカブカユニフォームをなびかせ盗塁成功。しかし、その後の上位打線があと1本が出ず無得点。 3回には2度の盗塁を相手キャッチャーの強肩に阻まれ、徐々に嫌なムードが漂いはじめる。
悪い予感は的中するものです。ここ数試合なりを潜めていたサンダース伝家の宝刀、「守乱の舞」が開演。 パスボール、お手玉、悪送球、挙句の果てにはフィールディングにも定評あるピッチャー林が2度の落球と、 いたずらに失点を重ね序盤の3回までに0-9のビハインドを背負ってしまう。
半ば諦めムードの中、4回裏この試合初めて0点に抑えると、5回表、先頭の林がこれまでの汚名を返上するとばかりにレフト前クリーンヒット。 ここから相手ピッチャーが崩れ始める。連続押し出しで2点を返して、満塁で3番の星。教科書のようなシュアな右打ちで、タイムリー2ベース。 この一打を境に、何となく勝てるのではというムードが漂い始める。 その後、駄目押し的な3点を追加されるが、サンダースの勢いは止まらない。
絶望的な7点差で迎えた最終回、途中出場の藤村があえて空振りをするお決まりのパフォーマンスをしながら、この日2つ目の押し出しを選ぶと、 その後も押し出しや内野ゴロで何と6点を返し、2アウトながら1点差。 1本のヒットで同点もしくは逆転というお膳立てが揃い、最も調子の良い林にまわる。 もはや誰もが逆転サヨナラを疑わない状況。 しかし、快音と共に放たれた打球は、痛烈ながら無情にもショートのグローブへ。 一塁へ必死に走るが、タメ息と共にゲームセットを迎える。

この試合、負けたとは言え、エース林の勝利への貪欲さと暑さにもへこたれないスタミナには改めて感服させられた。 自らのエラーもあったが、相手投手陣が暑さから15四死球の自滅であったのに対し、サンダースのエースは6安打、無四球と立派に投げ抜いた。 何度も言うようだが、エラーさえ無ければという悔やまれる一戦であった。
(大溝)



7月10日(土) オラ・アミーゴス戦(秋ヶ瀬リーグ第五節)
荒川総合運動公園 南Aグラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
オラ・アミーゴス
●投手 林(8勝2敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

関東地方各地を襲ったゲリラ豪雨の影響が心配されましたが、今年のサンダースはお天気の神様に愛されているのか、今週も杞憂に終わりました。
対戦相手は、秋ヶ瀬リーグ暫定首位のオラ・アミーゴス。去年と一昨年の優勝チーム、マグマックスとラガッツォに圧勝して乗りに乗っている強豪です。
前半戦の、いや、今シーズンの大一番。厳しい試合が予想されますが、去年の雪辱を果たすべく、全力で勝ちに行きます!

初回、初のアンダースロー投手に戸惑いを覚えつつも、いきなりの3四死球で無死満塁。 このチャンスに石川が期待に応えてタイムリーを放ち先制すると、続く吉田も身を呈して死球を奪い、2点を先取する。
ところが3回裏、今度はサンダースが無死満塁のピンチを迎える。が、狙い通り1−2−3のダブルプレーが決まり、1失点で切り抜ける。
最初のピンチを最少失点で凌いで迎えた4回、二死から林のタイムリーで待望の追加点を奪うと、後続も4四球を選び、棚ぼたの3得点。 5回と6回にも四球からチャンスを広げて1点づつ奪い、勝利まであとアウト6個で迎えた6回裏、この試合最大のピンチが訪れる。
エース林、猛暑でへばったのか、或いは、勝ちを意識し過ぎたのか、ストライクが入らない。 四球を連発し、2点を奪われてなおも2死満塁の大ピンチを迎えると、頭を過ったのは、ジュークボックス戦での猛烈な追い上げ。 が、一打で流れが変わりかねないこの重要な局面で、捕手・大溝がハッパを掛けて気合いを注入すると、この日最高のスライダーが決まり、空振り三振に斬って取る。 最終回にも二死二・三塁ピンチを迎えるが、最後の打者をサードゴロに片付けて試合終了。
去年の雪辱を果たすとともに、秋ヶ瀬リーグ同率首位に並ぶ。

この試合、快勝とまでは行かなかったものの、投打に渡り要所で粘りを見せ、終始、試合の指導権を渡すことなく勝利に漕ぎつけました。 それもそのはず、今日はサンダースにとって特別な試合でした。
去年8月22日のオラ・アミーゴス戦。3−4と1点ビハインドで迎えた最終回にアクシデントが起こり、福田が救急車で緊急搬送。 診断結果は外傷性クモ膜下出血。幸い軽傷で済みましたが、二週間の入院生活を余儀なくされました。
サンダースにとっての天王山であり、福田のリベンジ戦でもあったこの一戦。気合いが空回りし過ぎたのか、2安打と打線は奮いませんでした。 が、守ってはエース林が再三のピンチを力投で凌ぎ、攻めてはどんな形でもいいから出塁し、貪欲に1点を取りに行くチームプレーで勝利をもぎ取りました。
秋ヶ瀬リーグ公式戦も残り3試合。いよいよ視界は良好!てっぺんを見据え、残り試合全勝だ!
(福田)



7月3日(土) ジュークボックス戦(秋ヶ瀬リーグ第二節)
宝来公園 B面
14:00試合開始 曇り
チーム
ジュークボックス
春日サンダース 1X
●投手 林(7勝2敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

延び延びになっていた秋ヶ瀬リーグ第二節、ジュークボックス戦です。
週間天気予報では雨天が懸念されましたが、今日は朝から降る気配はなし。しかも、珍しく正規メンバーだけでの試合となりました。
6連勝目指して、今日も張り切って行こう!

初回、振り逃げで先頭打者に出塁を許すと、無安打で2点を許す嫌な立ち上がり。 ところが、2点ビハインドで迎えた3回、二死走者なしから福田が中前安打で出塁すると、原、星、藤村も安打で続き、相手のエラーも絡んで一気に逆転に成功。 4回にも原、星、藤村の連続安打が飛び出して3点を追加し、試合の主導権をグッと引き寄せる。
投げては、エース・林が2回以降は粘りのピッチングで得点を許さず、完全にサンダースペースで試合は進む。 しかし、何が起こるか分からないのが野球。最終回にドラマが・・・。
セーフティーリード(と思って)迎えた最終回、前試合で完璧な投球を披露した星にマウンドを託す。 が、打ち取った打球が安打になる不運も重なり、気が付いたら1点差に詰め寄られ、一死三塁の場面で無念の降板。 ここで再び林がマウンドに上がるも、二失で三塁走者を本塁に還し、この回まさかの6失点。が、後続をなんとか切って取り、同点で最終回の攻撃を迎える。
とりあえず負けはなくなったサンダース。が、引き分けは負けに等しい試合展開なだけに、どんな形でもいいから1点を取りたいところである。 いや、取らなければならない!この試合、最大の見せ場で迎えた最終回の攻撃は、今日、無安打の下位打線から。ナイン一同、祈る思いで戦局を見守る。
先ずは、先頭打者の林が粘って四球をもぎ取ると二盗を成功させ、ベンチの盛り上がりは最高潮に達する。 一死後、一打サヨナラの場面で迎えた打者はルーキー鈴木。フジスター戦で入団を決意した若武者である。 フルカウントで迎えた6球目を打ち返すと、鋭い打球がショートへ!この打球を遊撃手が後逸すると左翼手も後逸し、この間に林が二塁から長駆ホームイン!
辛勝ながらもサンダース史上初のサヨナラ勝ちで、連勝記録を6に伸ばす。

ご覧の通り、非常にシビレる試合展開でした。が、今日の勝因はなんといっても打線の繋がりでしょう! 12安打のうち7安打が3、4回に集中し、無駄なく大量得点を演出。久々に参加の二番・原、攻守の要三番・星、不動の四番・藤村が3安打と気を吐きました。
そして、なんと言っても今日最大の見どころの最終回の攻撃。 流れが変わりつつある逆境にも拘わらず、絶対にサヨナラ勝ちを決めるというムードがベンチには漂ってました。 全員が一丸となって試合に集中し、緊張感を味わいつつも思いのほか落ち着いていたような気がします。
サンダースも逞しくなったなぁ・・・そんな思いを募らせる勝利で、秋ヶ瀬リーグ公式戦は3勝1敗に。 次戦は暫定首位のオラ・アミーゴス戦。勢いこのままに、絶対に去年の雪辱を果たすぞ!
(福田)



6月26日(土) ソウルメイツ戦(練習試合)
秋ヶ瀬公園 2−1グラウンド
9:40試合開始 曇り
チーム
春日サンダース 12
ソウルメイツ
●投手 林(6勝2敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

ここ数試合好調のサンダース。今日はソウルメイツさんとの練習試合です。
W杯デンマーク戦ではニッポン快勝!これにあやかり、今日のサンダースも快勝だ!(なんの因果関係もないが・・・)

初回、幸先良く先制するも、相手の好打にやり返されて1−1。が、2回に2点を追加すると、ここからは終始サンダースペース。
4点リードで迎えた最終回の攻撃では、打者一巡の猛攻で一挙7得点!投げては林−星の継投が完璧に決まり、危なげなく試合終了。
三塁走者のボーンヘッドで得点機を潰す場面が二回あったものの、終わってみれば今季最多の15安打12得点で快勝!連勝記録を5に伸ばす。

今日もギリギリ9人。なんとか試合に漕ぎつけました。うち助っ人さんは3人。今日の働きぶりは如何に・・・
先ずは、常連の宇井。今日はいつもの活躍が見られず、残念ながら無安打でした。が、誰もが認める強打者。次回は必ずやってくれるでしょう! 次に、RFから参戦の瀬田。相変わらずの好打と選球眼で3出塁!守っても堅い守備で貢献してくれました。 最後に、未だ無安打の佐藤。ついに出ました!念願の初安打。最終回にはライト線に3塁打を放ち、マルチ安打も達成。 走っても怪我を恐れぬスライディングで得点を挙げるなど、本人もビックリ?の活躍でした。
助っ人さん、いつもいつもありがとうございますm(_ _)m
(福田)



6月12日(土) フジスター戦(練習試合)
越谷川柳公園野球場
10:00試合開始 晴れ
チーム
フジスター
春日サンダース 10
●投手 林(5勝2敗)
●ホームラン 藤村2号 3ラン
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☆戦評☆

3連勝中のサンダース。今日は、石川が掛け持ちで所属しているチーム、フジスターさんとの練習試合です。
もちろん、石川はサンダースの主力として自軍に参加。好調なバットでサンダースの勝利に貢献するか!?それとも、相手を助けるか・・・乞うご期待!

初回の攻撃。先頭の福田が粘りに粘って四球をもぎ取ると、続く吉田も四球で出塁。このチャンスに星、石川の適時打で3点を奪い、幸先よく先制する。
同点に追い付かれて迎えた3回裏の攻撃、不振を極めていた先頭の吉田が右中間をきれいに割ると、鈴木、林の適時打に敵失も絡み一気に突き放す。 続く4回には藤村の特大3ランが飛び出し、試合の行方はほぼ決する。
投げてはエース林、初回こそ三者凡退で片付けたものの、2、3回に連打を浴びて一時同点にされるピリッとしないピッチング。 が、後半は捕手・大溝の好リードが奏功。5、6回を3人づつでピシッと片付け、完投で今季5勝目。チームに4連勝をもたらす。

この試合、見事な速攻で先制すると、追い付かれた直後に突き放し、一発でダメを押すという理想的な攻撃ができました。 しかも、7安打で10得点。無得点に終わった2、5、6回は潔く三者凡退、残塁は得点を挙げた1、3、4回だけで僅かに3と、非常に効率的な試合運びができました。
また、先のベアーズ戦同様、バックもよく守りました。終わってみれば、記録の上では(たぶん)失策ゼロ! チーム結成以来、(たぶん)初めての快挙です。
クリーンアップがキッチリ走者を返し、ガッチリ守って余計な点を与えない・・・今日はこんな理想通りの野球ができました。 来月の秋ヶ瀬リーグ2連戦でも、こんな野球をしたいものです。
なお、今日の主役の石川は、チーム唯一のマルチ安打!相変わらず好調を維持し、面目を保ちました(^0^)
(福田)



6月5日(土) ベアーズ戦(秋ヶ瀬リーグ公式戦 第四節)
荒川総合 北Dグラウンド
9:20試合開始 晴れ
チーム
ベアーズ
春日サンダース
●投手 林(4勝2敗)
●ホームラン
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☆戦評☆

昨晩の雷を伴う集中豪雨の影響が懸念されましたが、そこは水捌けの良い荒川総合、杞憂でした。
対戦相手は、去年、リーグ戦初勝利を頂いたベアーズさん。今日も全力で勝ちに行きます!

序盤は、2回に林の適時打で先制するも、守っては毎回のように3塁まで走者を進められ、緊張感の絶えない展開。 が、再三のピンチを何とか守り凌ぐと、終盤にチャンス到来!
まずは5回裏の攻撃。藤村、林の適時打と相手バッテリーのエラーで4得点。 続く6回は、石川の適時三塁打などで3得点。これで試合の大勢が決すると、最終回も危なげなく守り切り試合終了。
リーグ戦を2勝1敗とし、とりあえず貯金生活に。

この試合、今季チーム初の二桁安打を達成。打撃好調の石川、不動の四番・藤村、久々参加の上野、目標・打率二割の林がマルチ安打を記録しました。 投げてはエース林が、被安打6自責点0の好投を披露。守っては致命的なエラーもなく、今や正捕手となった大溝を中心によく守りました。
終わってみれば、攻守のバランスが取れた試合運びで快勝!毎回、こんなゲームができればなぁ・・・
(福田)



5月15日(土) レッドスピリッツ戦(秋ヶ瀬リーグ公式戦 第三節)
秋ヶ瀬公園2−1グラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
レッドスピリッツ
春日サンダース
●投手 林(3勝2敗)
●ホームラン
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☆戦評☆

久々に雨の影響を気にせずに試合を迎えられました。
5月晴れに恵まれた今日の一戦は、秋ヶ瀬リーグ第二節、レッドスピリッツ戦です。通算成績は1勝1敗。秋ヶ瀬リーグ今季初白星も掛っており、負けられない試合です。

初回、振り逃げで棚ぼたの先取点を奪うと、続く2回には相手のエラーで追加点を挙げる。 3、4、5回には適時打で1点づつ小刻みに加点するも、残塁が多く、ストレスの残る展開。
一方のエース・林、この日はコントロールが定まらず、毎回3塁まで走者を進める苦しい投球。 が、得意の牽制やホームゲッツーが巧く決まり、3回までをなんとか無失点で凌ぐ。
セーフティーリードとは言えない3点差で迎えた最終回、相手の猛追で1点差まで詰め寄られるも、なんとか2死走者無しまで漕ぎ付ける。 ここで迎えた打者の打球は、鋭くセンター左へ一直線。が、ややレフト寄りへ守っていた石川が難なく捕球し、ゲームセット。
接戦をなんとか凌ぎ、秋ヶ瀬リーグ今季初白星を飾る。

今日は、コントロールが身上のエース・林が7四死球と、いまいちピリッとしませんでした。が、捕手・大溝を中心によく守り、大量失点を許しませんでした。 また、前の試合3安打の福田に続き、今日は溪が3安打5盗塁の大暴れ!藤村もホームラン性の二塁打を放つなど好調を維持し、辛勝ながら今季初の連勝を記録しました。
最後まで痺れる展開が続いただけに、最後の打者を打ち取ったときは優勝が決まったような大騒ぎ!もっと点が取れた感は否めませんが、喜びも一入の一戦となりました。
(福田)



5月8日(土) インパルス戦(練習試合)
東京健保グラウンド D27
13:00試合開始 晴れ
チーム
インパルス
春日サンダース
●投手 林(2勝2敗)
●ホームラン 藤村1号 満塁
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☆戦評☆

ひと月振りの試合は、インパルスさんとの練習試合。練習もそこそこに切り上げ、試合勘がすぐに戻るか懸念されましたが、絶好の野球日和の中プレーボール!

初回、守備の乱れから2点を失う嫌な滑り出し。 が、裏の攻撃で無死満塁から主砲・藤村の満塁ホームランが飛び出すなど、打者一巡の猛攻で一挙5点のビックイニングを演出。
投げては、エース・林がバックに足を引っ張られるも、散発3安打・自責点1に抑える粘投を披露。 ピンチを併殺打で切り抜ける場面もあり、リードを奪われることなくゲームセット。
そこそこ打ってそこそこ守り、再び貯金生活に。

5試合目で出ました!主砲・藤村の待望の今季1号HR。しかも満塁!やはり主砲が打つと、打線は活気付きます。
しかし、追加点を奪えなかったのは今日の反省点か!?まあ、勝ったからいいか・・・
(福田)



4月4日(土) ピスタチオ戦(練習試合)
岩槻富士ゼロックス球場
14:00試合開始 曇り
チーム
ピスタチオ
春日サンダース
●投手 林(1勝2敗)
●ホームラン
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☆戦評☆

今日は、サンダースと同じ匂いを醸し出すピスタチオさんとの練習試合です。
ここんとこ湿りがちなサンダース打線。今日の桜同様、パッと花開くか!?

今日はエース林が絶好調!ストレートを主体に変化球を効果的に織り混ぜ、ピスタチオ打線を翻弄。 不安の守備に足を引っ張られることもなく、なんと4回まで一人のランナーも許さない完璧なピッチングを披露する。
ところが5回、不運な安打から1点を失うと、6回にはストレートの威力が落ちたのか、4本の痛打を浴びて4失点。 最終回にも2点を失うと、今の打線には4点の差を引っくり返す力はなく、あえなく試合終了。
鮮やかな逆転劇を演じられ、またもや貯金を使い果たす。

序盤はエースが好投し、守備もよく守り、タイムリーも出ました。 が、終盤に花開いたピスタチオ打線を横目に、サンダース打線はまだ5分咲き程度か!? 守備がよくても打力で負ける・・・うまく行かないもんです。
(福田)



3月27日(土) グッドフューチャーズ戦(練習試合)
荒川総合運動公園 南Aグラウンド
14:00試合開始 晴れ
チーム
グッドフューチャーズ
春日サンダース
●投手 星(1勝0敗)
●ホームラン
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☆戦評☆

ダブルヘッダー第二戦は、グッドフューチャーズとの練習試合です。去年の夏には女の子を入れて7人しかおらず、野球経験も殆どないチームとの前評判。 が、実際に対面すると、女の子が見当たらないどころか、みんな若くて動きがいいではないか!
前評判と実体へのギャップを抱きながら、この試合のマウンドを星に託してプレーボールです。

初回表、先頭打者の痛烈な打球がサード福田を強襲。これを体で止めて前に落とすも、一塁への送球が間に合わずに無死1塁。 ここからグッドフューチャーズの足攻が始まり、まずはこのランナーにホームインを許す。3回にも相手の足攻と自陣の拙い守備から、またもや失点。 ここで堪らず下手糞サードをベンチに下げ、守備の立て直しを図る。が、グッドフューチャーズ、その後も足攻を緩めることなく、着実に得点を重ねる。
一方のサンダース。4回に2点を返し、2点差で迎えた6回裏の攻撃。 継投で逃げ切りを図るグッドフューチャーズの3番手が四球を連発し、労せずして1安打で一挙5得点。 この試合、相手の足攻と味方の拙い守備に翻弄された星だが、粘りのピッチングでこのまま逃げ切りに成功。今季初勝利を完投で飾る。

前評判に踊らされたか、「負けたら末代までの恥」なんて冗談も飛び出した試合前。高をくくっていた訳ではないが、試合開始と同時にそんな余裕も一変。 グッドフューチャーズ、攻めては積極果敢に次塁を狙い、守っては極端な前進シフトで補殺を試み、更にこまめな継投や作戦タイムでサンダースの動揺を誘うなど、 勝利への貪欲な姿勢には脱帽しました。
この試合、勝ったというよりも、勝たせてもらった感が否めません。是非とも再戦し、次はスカッと勝ちたいところです。
(福田)



3月27日(土) ラガッツォ戦(秋ヶ瀬リーグ公式戦 第一節)
西遊馬公園A面
9:40試合開始 晴れ
チーム
ラガッツォ
春日サンダース
●投手 林(1勝1敗)
●ホームラン
個人成績はこちら 
☆戦評☆

今日はサンダース初のダブルヘッダー!お祭りです。
まずは第一試合、秋ヶ瀬リーグ第一節のラガッツォ戦です。去年は4−2で惜敗。今日は巧い野球をやって、去年との違いを見せつけたいところです。

鬼門の初回の守り。エース林、いきなり先頭打者に四球を許すも、キャッチャー原が矢のような送球で2盗を阻止!後続も打ち取り、3者凡退で切って取る上々の立ち上がり。 が、今日は行けるか!と思ったのも束の間、2回に3つのエラーで4失点。4回に3点を奪い、2点差まで詰め寄るも、結局、一度もリードを奪うことなく試合終了。
秋ヶ瀬リーグ初戦は、いいところなく黒星発進となる。

気負いがあったのか、これが実力なのか・・・去年のリベンジを果たすことはできませんでした。 再三3塁まで走者を進めるも、ことごとく相手の堅守に阻まれ、1点が遠い試合でした。
エラーから致命的な失点を許したサンダースと、堅守で凌いだラガッツォ。エラーした方が負ける・・・これが野球です。
(福田)



3月20日(土) スパークス戦(練習試合)
大宮第二公園軟式野球場
9:30試合開始 晴れ
チーム
スパークス
春日サンダース 10
●投手 林(1勝0敗)
●ホームラン
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☆戦評☆

明らかな練習不足で迎えた今シーズンの初戦は、昨年と同じくスパークス戦。
通算対戦成績一敗一分けの相手にリベンジを果たし、ALB開幕戦に向け弾みをつけたいところです。

初回、いきなりの3失点。3回にも2点を追加され、序盤はスパークスペース。が、その裏、3つの遊安に吉田、林のツーベースを絡め、一気に逆転! 5回に1点を返されて同点に追いつかれるも、またもやその裏に星の走者一掃のスリーベースで突き放し、勝利をグッと引き寄せる。
守っては、エース林がエラー絡みで6失点を許すも、被安打4の自責点2とまずまずの好投。 そして、初の女房役を務めた大溝も気迫溢れるフィールディングでエースを盛りたて、無難に正捕手・原の代役を務める。
ナインがひとつになり、見事な逆転劇で宿敵スパークスを下し、三年目にして初のシーズン白星発進を飾る。

うららかな春の陽気の中、整備の行き届いたグラウンド行われた今シーズン初戦。最高の条件の中、最高の結果を出すことができました。
幸先のいい船出に、夜の宴席も大盛況!勢いこのままに、今年はALB優勝だ!
(福田)