■ 2 0 1 1 年 戦 績 ■


6勝7敗2分(10月29日現在)


10月29日(土) スパークス戦(秋ヶ瀬リーグ第三節)
荒川総合運動公園 北Dグラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
スパークス
●投手 林(5勝5敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

約1ヵ月振りの試合は秋ヶ瀬リーグ第三節・スパークス戦です。雨で4試合流れ、漸く今季の対戦が実現しました。
ここまでお互いにリーグ戦はまだ1勝と、優勝争いには縁遠い両チーム。が、ひとつでも順位を上げるためにも、両者気合い十分でプレーボール!

今日は先行のサンダース。初回、一・二塁の好機に主砲・野澤が中安適時打を放ち、久々に先制する。 逆転されて迎えた5回には野澤、松元の適時打に好調・大溝が続き、一気に4点を奪い突き放す。
一方のエース林、今日はリズムが悪く、毎回ピンチを背負う苦しい投球。リズムの悪さがバックの失策を誘い、一時は逆転を許す。 その後もじわじわと追い上げられ、最終回を迎えたときには1点差にまで詰め寄られる。 しかし、ここからがエースの面目躍如。この回、今日はじめて三者凡退に抑え、辛勝ながらもリーグ戦今季2勝目を挙げる。

今日はスパークスの追い上げに苦しんだものの、先制、逆転、ダメ押しと打線が奮起し、勝利を呼び込むことができました。 特に、いまやサンダースの主砲となった野澤が4安打と好調を維持し、きっちりと4番の仕事を果たしているのが大きいでしょう。
今季のリーグ戦も残すところ1試合。最後まで上位争いとは無縁のシーズンでしたが、最終戦のラガッツォ戦に勝利し、有終の美を飾りたいところです。
(福田)



9月23日(金) J−WINGS戦(秋ヶ瀬リーグ第五節)
北朝霞公園野球場
9:30試合開始 晴れ
チーム
J−WINGS 12
春日サンダース
●投手 林(4勝6敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

9月も後半。悲喜交々の内示の季節ですが、ようやく残暑も和らいできました。
今日は秋ヶ瀬リーグ第五節、J−WINGS戦です。過去の対戦成績は2戦負けなしと相性の良い相手ですが、「今年のJは強い!」ともっぱらの噂。 はじめての北朝霞公園野球場でリーグ戦連勝を飾りたいところです。

今日も後攻のサンダース。初回、いきなり3点を奪われるも、原の左翼フェンス直撃弾などで1点を返す。 2回にも2点を追加されるも、4回に大溝、清水のホームラン性の連打が飛び出し、こつこつと地道に追い縋り、試合は終盤へ。
迎えた6回、大溝の左翼フェンス直撃弾などで2点を返し、俄然、盛り上がりをみせるサンダースベンチ。 常に追う苦しい展開だったが、終盤にきて1点差まで詰め寄り、いい流れで最終回を迎える。
しかし、3回以降は粘りの投球を見せたエース林が力尽き、まさかの7失点。その裏の攻撃で8点差を埋める気力はもはやなく、J−WINGS戦初黒星を喫する。

この試合、原、大溝、清水があわやホームランの大飛球を放ち、夏までの貧打が嘘のような長打力を見せつけたサンダース打線。 ちぐはぐな攻撃で白星には繋がりませんでしたが、ポテンシャルを感じさせる一戦となりました。来季のサンダースは恐いぞ!
最後に、この場を借りてお礼を。BEA・栗原さん、写真撮影ありがとうございました。お陰さまでいい絵をゲットできました。さっそく使わせて頂きます! そしてSPA・三浦さん、山木さん、最後までお付き合い頂きありがとうございました。大敗しましたが、暇つぶしにはなったでしょうか?また見に来てください!
(福田)



9月10日(土) ベアーズ戦(秋ヶ瀬リーグ第七節)
荒川総合運動公園 南Aグラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
ベアーズ
春日サンダース
●投手 林(4勝5敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

お盆以降の冴えなかった空模様が嘘のような快晴に恵まれた今日は、秋ヶ瀬リーグ第7節、ベアーズさんとの公式戦です。
過去の対戦成績は3戦全勝と相性の良い相手ですが、今年のリーグ戦成績に限ってみれば、未だ勝ち星のないサンダースに対しベアーズは既に3勝と、その差は歴然。 が、今日の先発は、先月の練習試合でパーフェクトゲームを達成したエース林。ナインの期待を一身に背負い、リーグ戦今季初勝利を呼び込めるか!?

今日は後攻のサンダース。1回表、簡単に二者を打ち取るも、ベアーズのクリーンナップ相手に四球と長打2本を浴びて2失点。 2回裏に林の中前適時打で1点を返すも、追い掛ける展開で試合は進む。
5回裏、先頭の大溝が四球で出塁すると、続く渡辺も四球を選んでチャンスメーク。一死後、吉田の左前安打でチャンスを広げ、松元と野澤の連続適時打で逆転に成功する。 続く6回表に1点差に詰め寄られるもその裏、渡辺の値千金のタイムリー内野安打に相手守備の失策が絡んで2点を追加。 大きな大きな追加点を奪い、リーグ戦今季初勝利をグッと手繰り寄せる。
3点差で迎えた最終回、初回同様、簡単に二死とするも、一二塁に走者を背負い、打席にはベアーズの好打者・イシバシさん。 ここをショートゴロに打ち取り、ゲームセット!と思ったのも束の間、牽制に備えてセカンド後方に守っていた星の左を抜けて打球は左中間へ。 この間、二塁走者がホームに還り1点を返される。さらに、打者走者が二塁を陥れようと果敢に激走。 が、中継に入っていたサード・野澤、これをみて素早い判断でセカンド・福田へ好送球。際どいタイミングながらもタッチアウトに仕留め、今度こそゲームセット!
最後に肝を冷やしたもののなんとか逃げ切りに成功し、リーグ戦今季初白星を勝ち取る。

ついに挙げました!リーグ戦今季初白星。まさか夏過ぎになるとは・・・長い道のりでした。
今シーズン、練習試合も含め、いまいち波に乗れないサンダース。が、この試合で初の連勝も飾ったことだし、次のJ−WINGS戦も絶対に勝つぞ!
(福田)



8月6日(土) 黒猫戦(練習試合)
秋ヶ瀬公園 2−4グラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
黒猫
春日サンダース
●投手 林(3勝5敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

とうとうやりました。エース林ノーヒットノーラン&パーフェクト達成!
これまで最終回までノーヒットは何度もありましたが、ついに4年目の68試合目にしての偉業達成です。

この日は灼熱の太陽が照りつけ、前の試合0-16という歴史的な大敗の屈辱を味わっただけに、メンバーの意気込みもいまいちの中での不安な試合開始でした。
しかし、エース林は、暑さで無駄な力が抜けたのか、スピードこそは抑え気味だった林の投球が見事なコントロールで三振の山を築く。 そのエースの投球に呼応するかの如く、打線も爆発。シュアなバッティングな顕在の4番野澤をはじめ、朝実家の仙台から駆け付けた星、夏休みに中国で豪遊予定の岡田、 次の試合からユニフォームが着られる新人松元、今季初安打を基本通りの右打ちで決めた渡辺、久々の連打・適時打で徐々に点差を広げる。
そして気がつけば、エース林が1人の走者も許さないだけではなく、12個の奪三振ショーで試合を締めた。

最近のサンダースは、打てない・守れない・凡ミスも多く、チーム状態はまさに最悪。 公式戦も未だ未勝利、今季もこれまで3勝6敗と調子が出ないまま、不完全燃焼が続いていました。 そんな中のパーフェクトゲームで、これでチームの勢いも付く事も間違いないでしょう!
(大溝)



7月24日(日) アコーズ戦(練習試合)
東京健保グラウンド 60面
9:15試合開始 晴れ
チーム
アコーズ 16
春日サンダース
●投手 林(2勝5敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

今日の試合は久々の日曜日。サンダースの4番・野澤っちが掛け持ちで所属するアコーズさんとの対戦です。
5月の試合では終盤追い上げられるも、辛くも1点差で逃げ切りに成功。が、今日は主砲・野澤がアコーズでの参戦となり、得点力に不安を抱えるサンダース打線。 エース林がどこまで踏ん張れるか・・・今日のポイントとなりそうです。

初回、豪打を誇るアコーズ打線を3人で片付ける上々の立ち上がり。 続く2、3回も切れ目ない打線をノーヒットに抑え、2か月ぶりの白星を期待させるピッチングを披露する。
が、打者一巡した4回、状況が一変する。球筋を見極められ、ことごとく長打を浴びて一挙7点を失うと、続く5回にも球が浮いたところを狙い打たれ5失点。 失意の12失点でマウンドを降り、ゲームを星に託す。
しかし、6回表からマウンドを託された星にも容赦なく牙を剥くアコーズ打線。 覚醒した重量打線をもはや止める術はなく、終わってみればサンダース創設以来最多となる16失点。 打ってはたったの2安打と、投打にいいところなく、歴史的大敗を喫する。

結果はご覧の通りです。が、サンダース投手陣の出来云々より、アコーズ打線恐るべし!といった内容でした。 フルスイングした打球はことごとく外野の間を抜け、打力の差をまざまざと見せつけられました。
高校野球経験者が多数を占めるというアコーズ。一方、中学野球経験者すら片手で数えられる程度のサンダース。 個々人の能力差は否めませんが、練習量の違いもあるのか・・・とにかく、格の違いを思い知らされ、完膚無きまでにブチのめされました。
一から鍛え直し、今度は善戦したいです。こんなチームと互角に戦えたら楽しいだろうな・・・
(福田)



7月9日(土) ジュークボックス戦(秋ヶ瀬リーグ第六節)
西遊馬公園 B面
9:30試合開始 晴れ
チーム
ジュークボックス  
春日サンダース  
●投手 林
●ホームラン 
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☆戦評☆

関東地方も梅雨明けした模様。太平洋高気圧に覆われた今日は、荒川河川敷でも猛暑日を記録しました。
灼熱の暑さの中、ジュークボックスさんとの公式戦です。現在、リーグ首位を独走するJ・B。 しかし、過去の対戦成績は2勝0敗と相性のいい相手なだけに、ここらでリーグ戦初白星を挙げたいところです。

今日の林、暑さでバテ気味だったのかピリッとしない立ち上がり。初回に狭殺崩れで1点を先制されると、3回には集中打を浴びて大量5点を失う。 「さすが首位をひた走るJ・B!」と感心しつつも、諦めムードに茹だるような暑さが重なり、徐々に声が出なくなるサンダースナイン。しかし、4回に転機が訪れる。
”板橋エクスプレス”の異名を取るJ・B先発の高田投手に翻弄され、ここまで無安打に抑えられてえいたが、先頭の林がチーム初安打をレフト前へ運ぶ。 これを口火に打者一巡の猛攻を見せ、4安打5四死球で高田投手をマウンドから引きずり降ろす。 結局この回、一挙7得点で6点差をひっくり返すビッグイニングを演出。ベンチに活気を取り戻す。
しかし、次の回にすぐさま同点に追い付かれると、6回の攻撃も両軍無失点で終え、7−7のまま時間切れ試合終了。 一時勝ち越しに成功したものの、もうひと奮起を見せることができず、リーグ戦初勝利はまたもお預けとなる。

負け試合の展開だっただけに、勝ちに等しい引き分けでした。しかも、相手はリーグ首位のジュークボックス。まあ、ヨシとしましょう。 とはいえ、一勝が遠いサンダース。来月予定されているスパークス戦は全力で勝ちに行きます!
しかし、とにかく暑い一日となりました。この暑さに危険を察知し、長い攻撃となった4回裏終了後、審判の判断でしばし休憩を取ることに。 熱中症でぶっ倒れないよう、こまめに水分補給し、無理をしないで野球を楽しみましょう。
(福田)



7月2日(土) マグマックス戦(秋ヶ瀬リーグ第二節)
宝来公園 A面
13:45試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
マグマックス
●投手 林(2勝4敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

早いもので7月。毎年熱い戦いが繰り広げられる、暑い暑い夏の到来です。
今日は、秋ヶ瀬リーグの覇者・マグマックスさんとの公式戦です。昨秋、練習試合で2−0と零封勝ちしているものの、公式戦ではいまだ勝ち星なしの強敵。 今季のリーグ戦初白星を賭け、いざプレーボール!

先発のマウンドに上がるのは、もちろん、エース林。今日は球威、キレともに申し分なく、上々の立ち上がりを見せる。 が、簡単に二死を奪った後、失策から先取点を奪われると、3回にも2失策から追加点を許す。 しかし、いずれの失点も自責点はゼロ。我慢の投球を続け、ひたすら打線の援護を待つ。
焦りが見えはじめた5回。ここまでノーヒットに抑えられていたサンダース打線だが、先頭打者の原が左前にポトリと落ちるテキサスヒットで出塁。 盗塁と相手エラーで三塁まで進むと、最後はバッテリーエラーで判断よく本塁へ突入。この回、自身のツキが好走を呼び、なんとか1点を還す。
しかし、残すところあと2回。4回以降、そつのないマグマックス打線を無失点に抑えるエース林。一方、貧打に喘ぎ、なかなか同点に追い付けないサンダース打線。 息詰まる展開のまま、いよいよ最終回を迎える。
まずは先頭の福田。とんでもない高めのボール球に手を出してあえなく捕飛。続く鈴木も投ゴロに倒れ、早くもツーアウト。 ここで打席に向かうのは、今日のラッキーボーイ・原。が、ベンチの期待とは裏腹に、打球はサードへ。 しかし、深めの守備位置と全力疾走が奏功し、これがラッキーな内野安打となる。
首の皮一枚の場面で、4番・野澤の打球はセカンドへの小フライ。しかし、これまたラッキーな内野安打となり、一打同点のチャンスを作る。 俄然、ベンチが盛り上がる中、打席には好打者・石川。今シーズン出場2試合目でいまだノーヒットの石川だが、去年開花したバッティングに否が応にも期待が集まる。
勝利を信じ、固唾を飲んで戦況を見守るサンダースベンチ。が、この場面でなんと、二塁走者・原が牽制に炙り出されてタッチアウト。 「ラッキーな内野安打2本に浮かれ、相手守備陣と話していた」とは本人の弁。5回の攻撃とは一転、自身のツキが油断を呼び、なんとも締まらない形でゲームセット。
1点差まで詰め寄り、サヨナラのチャンスを演出したものの、リーグ戦今季初勝利を逃す。

相手のミスに付け込んで着実に得点したマグマックス。一方、ミスから自滅したサンダース。勝敗を分けたのはまさにこの差でしょう。 エース林が今シーズン一番の出来だっただけに、なんとも勿体ない黒星です。
それにしても貧打が続くサンダース打線。今シーズン、練習試合も含めて二桁安打は一度もなし。もうちょい打てれば、楽に勝てるのになぁ・・・(>_<)
(福田)



6月25日(土) オラ・アミーゴス戦(練習試合)
秋ヶ瀬公園 1−3グラウンド
9:30試合開始 曇り
チーム
春日サンダース
オラ・アミーゴス
●投手 林(2勝3敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

相変わらずの雨予報でしたが、奇跡的に晴れ間が覗き、今季第8戦オラアミーゴスさんとのリベンジマッチ開催です。
参加メンバーも少なく、正規メンバーは僅かに4人。 守備で相手に1人借りて、田中さん、大島さん、松元くん、正田くんの豪華助っ人陣によって、プレイボールです。

今日の先発もエース林。悪夢のサヨナラ負け以来の対戦であったが、立ち上がりから丁寧なピッチングで相手打者を翻弄する。 しかし3回、前回よもやのサヨナラヒットを打たれた打者にまたもや痛打を浴び、先取点を許してしまう。 それでも林は、粘りの投球で味方の援護を待つが、いつの間にか最終回を迎えてしまう。
1-4で迎えた最終回。2アウトながら2、3塁。バッターはピッチャー林。 この日もいつものように3ゴロ連発で、ここも4打席連続3ゴロでゲームセットを覚悟したその瞬間だった。 手首を返す事なく、追っ付けた芸術的スイングから放たれた打球は、快音と共に見事セカンドの頭上を越え右中間に達する。
頼りない打撃陣を尻目に孤軍奮闘の働きを見せた林は、セカンドベース上で歓喜のガッツポーズ。 味方ベンチも、この試合初めてと言っていいくらいの盛り上がりをみせ1点差に迫る。
しかし、悪い流れを断ち切るが如く、即座にマウンド上に集まるアミーゴス。 ベンチワークを含めた総合力はさすがであり、最後は何事も無かったように、サンダースの反撃も終焉を迎えてしまう。

これでALB同期対決は通算1勝4敗。とは言え、4敗中3敗は1点差負けであり、何とか次回は勝ちたいと思いが強くなる悔しい敗戦でした。
最後に、微妙な天気にもかかわらず、貴重な休みに、サンダースの為に駆けつけていただいた助っ人の皆様に感謝します。 これに懲りずに、また遊びに来ていただければと思います。
(大溝)



6月18日(土) スノーデン戦(秋ヶ瀬リーグ第四節)
秋ヶ瀬公園 2−7グラウンド
9:30試合開始 曇り
チーム
春日サンダース
スノーデン
●投手 林
●ホームラン 
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☆戦評☆

今シーズン2回目の秋ヶ瀬リーグ公式戦。今日は、今シーズンから新規参入したスノーデンさんとの初顔合わせです。
前日までの雨でグラウンドコンディションが懸念されましたが、必死の整備の甲斐あり、なんとか開催に漕ぎつけました。

約1ヵ月振りの登板となったエース林、初回こそ無失点で切り抜けるも、2回に連打を浴びて先制を許す。 3回に原の適時打で同点に追い付くもその裏、すぐさまリードを許し、サンダースが追いかける展開で試合は進む。
4回以降は追加点を与えず、我慢のピッチングで打線の援護を待つ林。が、スノーデンの堅守にチャンスを阻まれ、1点が遠いサンダース打線。 5回には福田のボーンヘッドで同点機をみすみすと逃し、試合はいよいよ終盤へ。
6回、スノーデンの投手が交代すると、サンダースベンチがどよめく。スノーデンのクローザ―は130km近い速球を低めにコントロールする本格派。 一気に勝利が遠のいて行く・・・との予想通り、6回は簡単に3者凡退で斬って取られる。が、勝負は最後まで分からないものである。
最終回、得意の「初球、高め、サードゴロ」で二打席凡退していた林が粘りを見せ、120km超の速球を中堅に打ち返しチャンスメークすると、 四球と敵失が重なり待望の1点が転がり込む。しかし、後続が凡打して一気に勝ち越せず、この時点でサンダースの勝ちはなくなる。 それでも気落ちせず、最終回のマウンドに上るエース林。しっかりと投げて無失点に抑え、今シーズン初の勝ち点をチームにもたらす。

実力未知数だったスノーデンさん。平均年齢が48歳ということで決してナメてかかった訳ではありませんが、 なかなかどうして、よく打ちしっかりと守るいいチームではありませんか!
そして、試合後にはお土産までもらってしまいました。スノーデンさんの主力?商品、活蔘(カツジン)というドリンク剤です。 高麗人参配合で、体調不良や風邪から来る発熱や倦怠感、関節痛によく効くそうです。 夜の営みにも効くか・・・一度お試しあれ!
(福田)



5月21日(土) アコーズ戦(練習試合)
荒川総合運動公園 南Aグラウンド
13:00試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
アコーズ
●投手 林(2勝2敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

先週に続いての野球日和。しかし夏を思わせるような熱い日となりました。
今日は野澤っち所属のアコーズさんとの練習試合。2年前に上尾市Aリーグを制した強豪チーム。胸を借りて力試しです。
アコーズ友好チームから田中さんと金子さん、そして昨年に続き参加の戸沢さん、3名の助っ人の協力を得て10名でプレイボールとなりました。

初回簡単に3者凡退に抑えられると、エラー絡みで出塁したランナーをいとも簡単にクリーンヒットで返され先制を許す。 さらに四球で一死満塁のピンチになるも5-2-3のダブルプレーで凌ぎ初回を最少失点に食い止める。
2回、四球とエラーでもらった満塁のチャンスはいかせず、その裏の攻撃も何とか凌いだ3回、またも四球・エラー・四球で得た満塁のチャンスに、 助っ人の田中さんが会心の左中間2塁打で逆転すると、強豪アコーズにしてもこういうことが起こるのか…と、さらに3連続失策で5-1に逆転。
そこからは毎回ピンチの連続。捕手・原の体を張った捕殺等で最少失点に凌ぎ続けた5回に、三度得た四球のチャンスで助っ人戸沢さんと、 キャプテン大畑に左前2点タイムリーが飛び出す。その裏のピンチでは本日2つ目のゲッツーを5-4-3で成立させ、 4点リードで迎えた最終回の守り…暑さと強豪相手でバテ気味だったか連打を浴び、あっという間に1点差に迫られるも、 最後のバッターをサードゴロに打ち取り、辛くも勝利を勝ち取ることができました。

この試合アコーズさんは翌日に公式戦を控え、先発も初めての投手、守備も普段守らないポジションのようでしたが、楽しい中にも緊張感のあるゲームでした。
この3試合、間違いなく我がサンダースよりはスキルが上の強豪と対戦を重ねましたが、大変勉強になりました。 強豪と言えど投手のリズムと守備のリズムは連動し連鎖する。負の連鎖をいかにして最少にするか、毎試合の課題です。 基本的な動き・連携・声掛け…サンダースも練習をやらないとね。
個人的にはベルト付近の甘い球は簡単に打たれるも、コースに決まればそこそこ抑えられる手ごたえを掴みました。 強打者からカーブで空振り三振を取れたことは大きな自信になりました。
いや〜野球は楽しい。助っ人の皆さん、ありがとうございました。
(林)



5月14日(土) レッドジン戦(練習試合)
荒川総合運動公園 南Bグラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
レッドジン
春日サンダース 10
●投手 林(1勝2敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

久々の野球日和。今日は初顔合わせ、レッドジンさんとの練習試合です。
平均年齢25歳とのこと、見るからに強そうです。ボコボコにやられそうな予感を抱えながらプレーボール!

かつてプロ野球界に、森祇晶という捕手がいた。 選手として読売ジャイアンツのV9を支え、監督として西武ライオンズを8度のリーグ優勝、6度の日本一に導いた、言わずと知れた名捕手にして名将である。
決して強打者ではないが、洞察力が鋭く、明晰な頭脳で投手を巧みにリードする知性派。サンダースの正捕手・大溝は、まさにこのタイプと言えるだろう。
この試合、ホームを守るのはもちろん大溝。しかし、今季未だ勝ち星に恵まれない林を巧みにリードするも、4回まで毎回得点を許す苦しい展開。 3回には一瞬の隙を突いて一塁走者を見事に牽制刺殺し、自らピンチの芽を摘むも、無情にもレッドジン主導で回を重ねる。
ところが4回裏、四球でもらった満塁機に右前2点適時打を放ち、諦めムードが漂っていたチームをバットで鼓舞する。 すると、1点差まで詰め寄って迎えた5回表、女房役の奮起にエースが応え、この試合初の無失点で切り抜けるとその裏、とうとう同点に追い付く。
6回には小フライをダイビングキャッチし、体を張ってナインを盛り立てると、今度は打線が奮起。7四球と岡田の2点適時打で一気に突き放す。 これで試合の流れは完全にサンダースに傾き、最終回をピシャリと抑えてゲームセット。
大溝の攻守に渡る活躍がエース林に今季初勝利をもたらし、強敵相手に大金星を挙げる。

冒頭での感想の通り、対戦相手のレッドジンさん、若くて野球経験者が多いだけによく打たれました。 また、被四死球が19個と、正直、勝たせてもらった感は否めません。 が、エースの踏ん張りと女房役の好リードでビッグイニングを与えず、勝利を手繰り寄せました。勝因はこれに尽きるでしょう。
今シーズン、上昇機運に乗れないサンダース。しかし、エース林も今季初勝利を挙げたことだし、この試合をターニングポイントに再出発だ!
(福田)



5月7日(土) グッドフューチャーズ戦(練習試合)
上尾市民球場
9:30試合開始 曇りのち雨
チーム
グッドフューチャーズ 10
春日サンダース
●投手 林(0勝2敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

今日は、若さ溢れるグッドフューチャーズさんとの練習試合です。
昨春、一度対戦して勝利を収めていますが、勝たせてもらった感が否めない強敵との再戦となりました。 が、今日はサンダースの地元・上尾市民球場での初の主催ゲーム。念願の球場での試合だけに、好ゲームをしたいところです。

先発は、今季未だ勝ち星のないエース林。開幕戦以来の先発となり立ち上がりが懸念されたが、初回をピシャリと締める上々の立ち上がり。 ところが2回、クリーンナップを迎えて先取点を奪われると、続く3回、4回にも得点を許し、試合はグッドフューチャーズペースで進む。
しかし、まだ4点差。エース林、我慢のピッチングで5回を3者凡退に抑えると、その裏の攻撃でチャンスを迎える。 先頭打者から5者連続で四球を選びジワジワと追い詰めると、溪がタイムリーを放ち同点!試合を振り出しに戻す。
これで流れはサンダースに傾いたかと思われたが、6回表に一挙6点を失い万事休す。 念願の球場での白星はお預けとなる。

点差以上にコテンパンにやられた感の強い試合でした。 が、メンバー全員が楽しみにしていた記念試合。 雨による中断もありましたが、なんとか開催できたことが何よりです。
またこの球場で試合をし、今度こそ気持ち良く勝ちたいものです。
(福田)



4月16日(土) ルーキーズ戦(練習試合)
秋ヶ瀬公園 2−1グラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
ルーキーズ 10
春日サンダース 17
●投手 上野(1勝0敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

予想最高気温27度。汗ばむ陽気の中、ルーキーズさんとの練習試合です。
今日は仕事でエースが不在。継投で今季初勝利を呼び込めるか!?

やはり絵になる男である。この試合、中堅に就いた原が初回から魅せた。
今日の先発は星。立ち上がりからバックの失策が絡み、1点を失いなおも1死2、3塁のピンチを背負う。 この場面でセンター前に弾き返され、2者生還を覚悟したのも刹那、メジャーリーガー・イチローを彷彿とさせるレーザービームで2塁走者を悠々と補殺。 最初のピンチを強肩で救う。
これで気を良くしたのか、その裏の攻撃ではボテボテの一ゴロでヘッドスライディングを敢行。 アウトにはなったものの、気迫溢れるプレーで連敗中のチームを鼓舞する。
バットでも魅せた。第二打席で三遊間を痛烈に破る安打を放ち、追加点のお膳立てをする。まさに、気分は絶好調!といった按配である。
それもそのはず、否応にもハッスルしてしまう理由がベンチに存在していた。 原を見つめる和やかで佳なる二つの瞳・・・そう、今年から社会人として新たなるスタートを切った原の、新たなるモチベーションそのものである。
走・攻・守でいいところは魅せた!あとは志願したピッチングで結果を残せば、その勇姿は彼女の脳裏に深く刻み込まれるに違いない!
気合い十分で迎えた6回表、予定通りの継投策でマウンドに仁王立ちする原。心なしかいつもより凛々しく、そして頼もしくも見える。 が、いきなり先頭打者に痛打を浴びて調子が狂ったのか、或いは、弱気が顔を出したのか、なかなかストライクが入らない。 しかし、点差はまだ6点。今日のゲームキャプテン・大溝の寛容な判断で続投するも、その後も四球が止まらず無念の降板。 この回、とうとう同点に追い付かれる。
試合はその裏、打者一巡の猛攻?で8点を奪うと、最終回は初登板の清水がピシャリと締め括りゲームセット。 この試合、投ではいいところを見せることができなかった原だが、打って走って守って、存分に存在感を発揮した。 社会人となり一皮剥け、今年も若い力でサンダースを引っ張って行くことだろう。

両軍合わせて23四死球。”これぞ草野球!”といった試合内容でしたが、既述の原の好返球だけでなく、 大溝の気迫溢れるダイビングキャッチ等、随所に好プレーが飛び出し、なんとか今季初勝利を飾ることができました。
しかし、来週の試合は昨年の秋ヶ瀬リーグの覇者・マグマックスとの公式戦。地に足を付けたプレーを実践し、リーグ戦今季初勝利を掴むぞ!
(福田)



4月2日(土) ボールドネス戦(練習試合)
荒川総合 北Eグラウンド
13:50試合開始 晴れ
チーム
ボールドネス
春日サンダース
●投手 星(0勝1敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

先週とは打って変わり、麗らかな野球日和。今日は、昨年の最終戦で黒星を喫したボールドネスさんとのリベンジマッチです。

初回の攻撃。昨年末のボールドネス戦で3割を目前にしながら4タコに終わり、悔しい思いを胸に挑んだ先頭打者・福田が左前安打で出塁すると、 一死満塁まで攻め立て、相手のバッテリーエラーで幸先良く先制。 その後、溪のサード強襲安打で再び一死満塁とするも、この得点機を逸して最小得点で終える。
今日の先発は星。3回までを無難に片付けるも、打者一巡した4、5回に捕まり、大きくリードを許す。 6回に林に交代するも、やはり打者一巡した8回に連打を浴び4失点。これで勝敗の行方はほぼ決する。
リベンジどころか、投打にいいところなく惨敗。開幕から2連敗となる。

対戦相手のボールドネスさん、野球経験者が多いだけによく打ちました。平均年齢の高さもなんのその、格の違いを見せつけられました。
が、感心ばかりもしていられません。まずは今シーズン初白星を勝ち取るべく、次戦は全力で勝ちに行きます!
(福田)



3月26日(土) オラ・アミーゴス戦(秋ヶ瀬リーグ第一節)
荒川総合 北Eグラウンド
9:30試合開始 晴れ
チーム
春日サンダース
オラ・アミーゴス 5x
●投手 林(0勝1敗)
●ホームラン 
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☆戦評☆

いよいよ今年もサンダース開幕。震災の影響で、ぶっつけ本番となり、尚且つ相手は通算1勝2敗の強敵オラ・アミーゴスさんとのリーグ開幕戦。 ちょっと不安な今シーズンのスタートとなった。

珍しく先行のサンダース。そんな心配をよそに、相手のエラーと内野安打で2アウトながらチャンスを迎える。 ここで5番の昨秋新加入の野澤がタイムリーヒットを放ち幸先よく2点を先行する。
その後、小刻みに点数を重ね5対1で前半を折り返した5回表。 ここも2アウト2、3塁で再び野澤。初回に続き3回にも適時打を放ち、否が応でも期待が高まる第3打席。 快音と共に放たれた強い打球はレフト前へ。3打数3安打4打点、まさに野澤のバットがサンダース開幕戦初勝利に導くべく、3度も火を噴いた。
実はこの野澤、サンダース入団前に対戦チームのアミーゴスの練習に参加していた経緯を持つ。 悩んだ?末にサンダースを選んだだけにこのゲームに掛ける思いは人一倍強かったはず。
そんな気持ちを知ってか、最大瞬間風速25mの風が吹き上げる中、エース林も3回までをノーヒット、その後も要所を抑えるエースならではの投球が唸りをあげる。
そして4点差で迎えた最終回、1点を取られるが勝利まであとアウト1つ。しかし、ここからがサンダースにとって悪夢の始まりだった。
悪送球、風の影響での落球等、何故かたった一つのアウトが取れず、気付けば1点差で2、3塁のしびれるような大ピンチ。 簡単に2ストライクを取り追い込むが、強い追い風で緩急が付けられなかったエースは既に限界に達していた。 渾身のストレートも、打球はレフトの頭上をはるかに越え、まさかまさかの4点差サヨナラ負けをサンダースに突きつける。

悔やんでも悔やみきれない悔しい敗戦であると同時に、野球の怖さを思い知った1戦であった。 確かに悔しさはあったが、改めて野球は何が起こるか判らないスポーツであり、判らないから面白く、そして楽しいスポーツなのだと実感した。
未曾有の大震災後の初試合で、ガソリン不足や放射能汚染等で開催が危ぶまれたが、こんなに楽しい事を出来るという「生かされた事」に感謝しなければならないだろう。
(大溝)